自転車の安全利用について
乗鞍スカイラインは日本一高所の山岳道路であり、常に危険が伴うため、自転車の走行には豊富な経験や高い技量が必要不可欠です。
また、乗鞍岳一帯は中部山岳国立公園に指定され、ライチョウ(国指定特別天然記念物)や高山植物など貴重な動植物が生息・生育していることから、道路沿線の自然環境保護に十分配慮いただく必要があります。
乗鞍スカイラインでの事故防止や自然環境保護を徹底し、サイクリストの聖地として、将来にわたりサイクリングをお楽しみいただくため、次のルールやマナーを必ず順守してください。
●サイクリング開始前の装備は万全ですか
・自転車の整備点検は、万全に
・ヘルメット着用厳守
・標高差や気温変化を見据えた服装を(防風ウエア・グローブなど)
※平湯峠と畳平の標高差は1,018m、気温差は約7℃
●走行中のルールやマナーを守りましょう
・蛇行運転や2列走行、ながら走行の禁止
・バスやタクシー、他の自動車の通行に注意
・下りのスピード超過は重大な事故につながります。コーナーに入る前に十分に減速を
・視界不良時には必ず前後ライトを点灯、それ以外の時も点灯を推奨
・カーブや車道内で立ち止まらない、休憩は安全な待避所で
・登りも下りもペース配分を大切に、早めの休憩・給水を
・道路及び待避所、駐車場の外への立ち入りを禁止
・お手洗いは必ず所定のトイレを使用
※夫婦松展望園地のトイレは、6月15日から使用できます。